2021年5月6日開催の取締役会決議により、ルー・チアユー氏が当社のコーポレート・ガバナンス責任者に任命され、コーポレート・ガバナンス関連業務を統括する権限が付与されました。主な職責は以下のとおりです。 •法令に基づく取締役会および株主総会関連業務の管理 •取締役会および株主総会の議事録作成 •社長の職務遂行および継続的教育の補佐 •取締役が業務を遂行するために必要な情報の提供 •取締役が法令を遵守するための支援 •定款に基づくその他の業務の遂行
主な実施事項は以下のとおりです。
- 取締役の法令遵守および専門能力向上のため、教育訓練を実施しています。各取締役は年間で最低6時間の受講が必要であり、新任取締役は1年以内に少なくとも12時間の教育を修了する必要があります。
- 取締役が関連法令を理解し、遵守できるよう支援を行います。
- 取締役に必要な情報を提供し、経営陣との円滑な連携とコミュニケーションを促進します。
- 取締役会の開催通知および議題の作成を行い、少なくとも会議の7日前までに通知を発送し、会議後20日以内に議事録を配布します。
- 株主総会の事前登録手続きや、招集通知・議案説明書・年次報告書・議事録などの作成を法令に従って実施します。
- 取締役会および株主総会を、関連する法令および「コーポレート・ガバナンスに関する実務指針」に則って開催することを確保します。
- 登記変更に関する事項を処理します。
- すべての取締役を対象とした「取締役および経営幹部賠償責任保険」の付保状況を確認し、取締役会に報告します。
コーポレート・ガバナンス責任者は、任命された初年度に少なくとも18時間の高度な教育を受講し、その後は毎年少なくとも12時間の教育を受ける必要があります。
2024年におけるコーポレート・ガバナンス責任者の教育実施状況は以下のとおりです。
教育機関 |
実施日 |
コース名 |
時間 |
年間 累計時間 |
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会計研究 発展基金会 |
2024年4月15日 | 企業における従業員報酬制度に関する内部監査および内部統制実務 | 6時間 | 15時間 |
2024年6月13日 |
「内部統制制度の整備基準」の最新改正と、 財務報告作成に関する内部監査・統制の法令遵守 |
3時間 | ||
証券先物市場発展基金会 |
2024年9月25日 | グローバルリスク認識―今後10年の機会と課題 | 3時間 |